朝鮮人参の自生地は「寒冷地」である。
毎年秋には地表に枯れ葉が舞い落ちる。
寒冷地なので、この枯れおり葉は一年では分解しない。
カタクリの自生地のように約10年前の枯れ落ち葉が分解している。
この分解菌「木材腐朽菌」と共生しなければ朝鮮人参は生きられない。
この自生地の生態系を再現すれば朝鮮人参は作れる。
「枯れ落ち葉」と「木材腐朽菌」である。
腐葉土、堆肥・・・嫌気性菌では作ることが出来ない植物である。
これを施与すると・・・必ず病気が発生する。
MOG-A1菌の発見で、朝鮮人参人の自生地を再現可能になった。
圃場の地表にペレポストを毎年秋に与え、これにSmartMax GreatRay溶液を散布する。
これで、病害菌が生息できない自生地と同じ地表を再現できる。
自生地の朝鮮五葉松、楓の枯れ落ち葉が永年かけて作りあげた土壌を再現できる。
土壌の養分が枯渇することはない。
2年目。
根毛はない。
菌根である。
培養土にペレポストをミックス。
木材腐朽菌MOG-A1菌が分解する糖を求めて、
ペレポストに根を伸ばす。
「根毛」ではなく「菌根」である。
枯れ落ち葉が・・・・
毎年晩秋に地面に舞い落ちるように・・・・・・
ペレポストを枯れ落ち葉と考えて、鉢、圃場の
表面にパラパラ・・・撒く。
これにSmartMax GreatRay30倍溶液を灌水する。
病害菌が生息繁殖できない地表になる。
これで自生地を再現したことになる。
これに雨が降れば・・・良い。
朝鮮人参六年生。
SmartMax GreatRay100倍溶液を10日置きに葉面散布。
春にSmartMax GreatRay30倍液を地面に灌水。
これで病害菌が住めない土壌になる。
空中浮遊病害菌の胞子が葉面で休眠する。
朝鮮人参 実生一年生。
SmartMax GreatRay100倍溶液を10日置きに葉面散布する。
木漏れ日を拾って生きている植物なので・・・・
シェードは70%、散光に・・・不織布を使用する。
西日厳禁。
夕方灌水 葉水。
右写真は、
木材腐朽菌MOG-A1菌による炭素循環栽培法
(自然生態系無農薬農法)で栽培した朝鮮人参7年ものである。
朝鮮人参は漢方薬植物。
当然農薬散布はできない。
そういうことで、自生地では500年、1000年同じ場所で生き続ける
朝鮮人参を、圃場で栽培すると・・・6年が限界。
なぜ???・・・10年もの、20年物を畑で作れないのか。
畑に、寒冷地の山の林床の炭素循環が無いからである。
枯れ落ち葉を分解する「木材腐朽菌」が生息していないからである。
以上の朝鮮人参の自生地生態系を「ペレポスト」「木材腐朽菌MOG-A1菌」で
圃場に、鉢に再現できることが可能になったことから、
実生から育てる試験を行った。
鉢栽培で7年栽培したものが右写真である。
ペレポストを・・・枯れ落ち葉。
MOG-A1菌を・・・自生地の木材腐朽菌。
こういう栽培法である。
木材腐朽菌MOG-A1菌、SmartMax GreatRayによる
炭素循環朝鮮ニンジン 栽培
suma-to siken 282